梅花が見ごろを迎えた３月３日土曜日、北鎌倉の東慶寺で神奈川官休会の年次総会が開催されました。

穏やかな気候に誘われた参拝客で賑わう境内を進み、白蓮舎の床には時代を重ねたひな人形や色とりどりの蛤が飾られ、暫しの間楽しんでいると、茶席が整った知らせが届きいよいよ席入りです。

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東慶寺での総会ではお馴染みですが、普段の茶会では中々縁の無い蹲踞を使っての正式な席入りには毎回緊張します。

扇美会の皆さまの心を尽くした寒雲亭の設えは、桃の節句に因んたものがチラホラ・・・極めつけは菓子器にちょこんと座ってこちらを見上げている三人官女、目が合って「ごめんね」とそっと懐紙に、美味しく頂きました。

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続く総会は行事報告/会計報告に続き、京都からお出まし下さった千和加子夫人から、６月３０日にパシフィコ横浜で開催されるゾンタ世界大会の呈茶席のお話しがありました。

季節に合わせ七夕の趣向で世界中のお客様をお迎えする準備が進んでいるとのこと、神奈川官休会も総力をあげ呈茶席を運営してまいります。